12月4日開催｜【日本人が知らない】ベトナム市場の真実と日系企業の経営課題... (PR)

　南中部沿岸地方ダナン市警察はこのほど、同市グーハインソン区ミーアン街区にあるベトナム投資開発銀行[BID](BIDV)の支店に強盗に入り、警備員1人を死亡させたとして、男2人を殺人罪と強盗罪で起訴した。

（C）tuoitre

　起訴されたのは、ダナン市在住のチャン・バン・チー容疑者(22歳)と同クアンナム省在住のグエン・マイン・クオン容疑者(25歳)の2人。警察によると、バイクに乗り、銃や刃物で武装した2人は22日午後1時45分頃、BIDV支店に押し入ると、威嚇射撃した上で行員らに現金を要求。

　しかし、行員と警備員から思わぬ抵抗にあったため、何も奪わずに逃走しようとした。バイクで走り去ろうとしたところ、地元住民や行員にバイクを蹴り倒され、チー容疑者はその場で身柄を取り押さえられた。クオン容疑者は逃走したが、約1時間後に警察に逮捕された。逃走するクオン容疑者を捕まえようとした警備員のT・M・Tさんが、刃物で刺されて重傷を負い、その後、死亡した。

　容疑者2人は、ギャンブルやサッカー賭博などで借金があり、銀行強盗を計画したと供述。2人はもともと知人同士ではなく、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)の「借金苦で危険なことをしたい人の会」で知り合い、11月初めから一緒に暮らしていたという。