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　日本の外務省が主催する「第17回日本国際漫画賞」で、ベトナム人作者の作品が優秀賞を受賞した。

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　今回は、82か国・地域から過去最多となる587作品の応募があった。また、エチオピア、コモロ、セネガル、ルワンダのアフリカ4か国から初めて応募があった。応募の多かった上位3か国・地域は、中国(83作品)、台湾(69作品)、米国(39作品)。

　応募作品の中から、最優秀賞1作品、優秀賞3作品、奨励賞2作品を含む受賞作15作品が選ばれた。最優秀賞及び優秀賞受賞者は、国際交流基金を通じて日本に招聘され、2024年3月に都内で開催される授賞式に出席する予定。

　今回、優秀賞を受賞したベトナムの作品は、ナチ(Nachi)氏作の「ザ・ダンシングユニバース(The dancing universe)」。

　最優秀賞は、台湾の簡嘉誠氏作の「青空のもと、風追う少年(Wind Chaser Under the Blue Sky)」が受賞した。優秀賞はベトナムのほか、スペインと香港の作品が受賞した。

　日本国際漫画賞は、世界に広がる漫画文化を通じて国際交流と相互理解の輪を広げることを目的として、2007年に麻生太郎外務大臣(当時)が創設したもの。毎年、優秀な海外の漫画作品を外務大臣名で表彰している。