ホーチミン:低所得者向けの不妊治療センターがオープン

2025/05/30 05:25 JST配信
  • クオックアイン総合病院に開設
  • 体外受精を約10.6万円から提供
  • 低所得層や中所得層の夫婦を対象に治療

 ホーチミン市ビンタン区にあるクオックアイン総合病院(Benh vien Da khoa Quoc Anh)は26日、不妊治療センターを開設したと発表した。

(C) sggp
(C) sggp

 新鮮胚移植による体外受精(IVF)を1900万VND(約10万6000円)から、凍結胚移植によるIVFを2900万VND(約16万1000円)から提供し、主にホーチミン市西部に住む低所得層や中所得層の夫婦を対象に治療を行う。

 保健省の統計によると、ベトナムでは人口の約7.7%が不妊に悩んでいる。一方で、治療費は高額で、医療保険も適用されないことから、子どもが欲しくても不妊治療を受けられない人も多い。

 同センターは、治療計画の合理化により、患者の負担を最小限に抑えつつ、最適な治療効果を確保する。

[Sai Gon Giai Phong 15:08 26/05/2025, F]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
© Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved 免責事項

この記事の関連ニュース

 生殖補助医療(ART)による出産と人道的目的による代理出産の条件に関する政令第207号/2025/ND-CP(10月1...

新着ニュース一覧

 地場ドジ・ジュエリー(DOJI Group)は19日、北部紅河デルタ地方ハイフォン市で複合区「ドラゴン75コンプ...
 ホーチミン市内のガソリンスタンドでは、QRコードを使った振込決済が拡大しており、給油時の利便性向上...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 海外市場調査や海外事業伴走支援などを手掛けるシンガポールのグローバルアングル(GLOBAL ANGLE)は、ハ...
 ある日の午後、60代と思われる男性が、壊れたデュポン(Dupont)製のライターを手に、ホーチミン市チョロ...
 商工省によると、2025年におけるベトナムの輸出入総額は推定で約9200億USD(約144兆円)となり、過去最高...
 ベトナム建設省は19日、ラオカイ~ハノイ~ハイフォン間鉄道建設事業の第1サブプロジェクトの着工式を...
 ホーチミン市都市鉄道(メトロ)1号線(ベンタイン~スオイティエン間)を運行する同市メトロ1号線有限会社...
 軍事ウェブサイトのグローバル・ファイアパワー(Global Firepower=GFP)が発表した2025年版の世界軍事...
 ファム・ミン・チン首相は20日、ペトロベトナムグループ(Petrovietnam=PVN)のレ・マイン・フン会長を...
 再生可能エネルギー事業を手掛けるイーレックス株式会社(東京都中央区)は、同社が開発を進めている西北...
 一般社団法人日本UAS産業振興協議会(JUIDA)は15日、ベトナムの新たなドローン産業団体であるベトナム低...
 電子機器・電気機械器具の製造・販売を手掛けるコーセル株式会社(富山県富山市)は、海外子会社(非連結...
 ベトナムで初となる軽量軌道交通(LRT)路線が19日、南部メコンデルタ地方アンザン省フーコック特区(島)...
 米国の調査機関World Population Review(WPR)が先般発表した
トップページに戻る