- 1か月間にわたり集中取り締まり実施
- 罰金額約1.8億円、押収品の価値約1.7億円
- 偽造品と知的財産権侵害が全体の51%
商工省国内市場管理開発局によると、密輸や貿易詐欺、偽造品、知的財産権侵害の撲滅を目的とした集中取り締まりを実施したこの1か月間で、全国の市場管理隊は3891回の検査を実施し、3114件の違反を摘発した。
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罰金の総額は320億VND(約1億7700万円)、押収品の価値は310億VND(約1億7100万円)に上った。犯罪の兆候があるとして捜査機関に通報した件数は26件で、前年同期に比べ+50%増加した。
違反件数で最も多かったのは、偽造品および知的財産権侵害で1580件(全体の51%)、罰金は160億VND(約8840万円)だった。次いで密輸が648件(21%)、60億VND(約3310万円)となった。
典型的な摘発の事例として、5月20日に南中部沿岸地方ダナン市で高級ブランドの偽造品500点を発見・押収した。また、同日にハノイ市で偽造靴下の生産施設を摘発した。5月29日にはホーチミン市のサイゴンスクエア(Saigon Square)で有名ブランドの偽造品数千点を押収した。さらに6月9日には、ハノイ市の化粧品生産施設4か所を検査し、出所不明の密輸品3500点余りを発見した。