- 高級マンションにキオスク第1号を設置
- 警察部隊におけるデジタル化の一環
- 行政機関に出向く必要なくなり利便性向上
ホーチミン市警察は、市民らが住宅区にいながら行政手続きや公共サービスをオンラインで利用できる「デジタル市民キオスク」を初導入した。キオスク第1号は10日、ビンチュン街区の高級マンション「ダオキムクオン(ダイヤモンド・アイランド=Dao Kim Cuong)」で運用を開始した。
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「デジタル市民キオスク」は、警察部隊におけるデジタル化とテクノロジー活用の一環とされている。キオスクが増えれば、市民らは今後、行政サービスを利用する際に、わざわざ行政機関まで出向く必要がなくなり、利便性が向上する。
今回設置されたキオスクでは、各種手続きの申請、書類の照会、安全・治安に関する通報・告発などをオンラインで利用できる。キオスクは以下の2つの主要機能を備えている。
◇公共サービス:オンラインでの書類提出、料金・手数料の電子決済、手続き処理状況の確認、安全・治安に関する通報・告発など。
◇その他のサービス:電気・水道・インターネット・授業料などの支払い、健康保険登録、オンライン診療登録、銀行口座開設、消費者ローン申し込みなど。
市警察は、設置したキオスクの効果を検証した上で、他の住宅区にも段階的に拡大し、市内全域に「デジタル市民キオスク」網を構築する方針だ。