- 台風13号通過後に地元住民が「再」発見
- 23年12月に一部発見、その後砂に埋もれる
- 14世紀後半~16世紀に建造された可能性
台風13号(アジア名:カルマエギ、日本では台風25号)が通過した後の南中部地方ダナン市ホイアンタイ街区(旧クアンナム省ホイアン市)のタンタインビーチで8日、古い木造船の船体を囲む木枠が現れているのを地元住民らが「再」発見した。
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この木造船は2023年12月に一部が発見されたが、その後砂に埋もれてしまっていた。
2023年に初めて発見された後、ホイアン文化遺産保存管理センターとベトナム国家大学ホーチミン市校傘下の人文社会科学大学(HCMUSSH)の専門家が共同で調査を行った。
調査結果によると、船は全長17.8m余りで、内部に12の区画があったと推定される。東南アジアと中国の造船技術を融合させ、両地域の木材を使った強固な構造で、海水の進入を防ぐためのシーリング材が使われているため、海上での商業活動や海戦などで長期間の航海が可能だったとみている。
船の建造年代はまだ確定していないが、14世紀後半から16世紀にかけて建造された可能性が高いとみられている。
この報告書を発表した後、ホイアン文化遺産保存管理センターは木造船の保護と調査を継続するための発掘計画の策定を提案したが、作業を進めていた半年の間に船が砂に埋もれてしまった。



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