- 重さ950gの腫瘍の切除手術に成功
- 術後の患者の健康状態は順調に回復
- 耳はほぼ正常な位置に再建、外見も改善
ホーチミン市チョーライ病院は18日、男性患者の顔面にできた重さ950gの腫瘍の切除手術に成功したと発表した。腫瘍は顔面と耳の外見に深刻な影響を与え、圧迫による難聴も引き起こしていた。術後の患者の健康状態は順調に回復している。
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患者の腫瘍は出生時には小さかったため、家族は特に気に留めていなかった。小学生になってから徐々に腫瘍が大きくなりはじめ、病院に行ったこともあったが、経済的事情から治療はできなかった。
腫瘍は肥大し続け、頭皮の痛みや頭痛、耳鳴り、難聴の症状が出るようになり、日常生活に支障が生じるようになったため、家族は患者をチョーライ病院に連れて行った。同病院の耳鼻咽喉科長のホアン・バー・ズン医師は、患者を顔面神経線維腫と診断した。顔面神経線維腫は染色体異常に関連する、遺伝的要素を伴う先天性疾患だという。
ズン医師は外科手術で腫瘍を切除することを決めた。腫瘍には血管が多く、大量出血するリスクがある。細心の注意を払って行った手術は、5時間に及んだ。腫瘍切除後、耳はほぼ正常な位置に再建され、外見も改善された。ただし、皮下に広がった腫瘍を完全に切除することはできなかったため、再発のリスクはあるという。





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