第11期(2026~2031年任期)ホーチミン市人民評議会はこのほど開催された第2回会議で、トゥーティエム新都市区における新行政センターおよび中央広場プロジェクトの投資方針を承認した。
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投資総額は約29兆6000億VND(約1780億円)で、官民パートナーシップ(PPP)方式により2026年から2028年にかけて整備される。
新行政センターの概要と期待される効果
同プロジェクトの敷地面積は46.7haに及ぶ。同市人民委員会によると、公的予算への圧力を軽減し、民間の資源や技術管理能力を最大限に活用するため、公共投資ではなくPPP方式のBT(建設・譲渡)契約が採用された。
この新センターは、6000~8000人の公務員に近代的な勤務空間を提供するほか、1日に1500~2000人の市民や企業代表をワンストップで受け入れる体制を整える。
文化施設と公共空間の整備
新センターには行政機能だけでなく、文化・公共施設も併設される。2000席規模の劇場のほか、1日最大3000人が訪れる中心湖の景観公園などが設けられる。さらに、中央広場は大規模なイベントに対応可能な設計となっており、政治イベントでは約26万8000人、文化フェスティバルでは最大約50万人を収容できる見込みだ。
劇場建設計画を公共投資からPPP方式へ転換
同会議ではこれまで進めていた「交響楽・音楽・バレエ劇場」の公共投資による建設計画を停止することにも合意した。これは投資方式を公共投資からPPP方式へと転換し、新行政センタープロジェクトの枠組み内に同劇場と児童館を組み込むための措置だ。
劇場の建設は2018年に約1兆5000億VND(約90億円)規模の公共投資として承認され、後に投資額が2兆VND(約120億円)へと引き上げられたが、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響により2022年に一時停止されていた。
同市人民委員会はこれに先立ち、同新都市区における「政治・行政・文化センターおよび中心湖公園」の詳細計画(縮尺500分の1)を承認しており、プロジェクトは4月30日に起工される予定だ。当初の投資総額は約30兆8000億VND(約1860億円)と試算されていたが、最新の計画では約29兆6000億VNDに見直されている。
既存の各庁舎が抱える分散化や老朽化を解消し、新行政センターに機能を集約させることにより、同市における新たな都市運営の拠点となることが期待されている。





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