ホーチミン市では今年1~5月期にデング熱の感染者数が急増しており、日本の製薬大手である武田薬品工業株式会社(東京都中央区)のデング熱ワクチンの接種需要が急速に高まっている。
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ホーチミン市疾病管制センター(HCDC)によると、1~5月期の市内のデング熱感染者は前年同期比約+65%増の1万7718人で、死者は4人となっている。
今年の流行は例年より早く、長期化する傾向にある。従来は子どもに多い病気とされたが、現在は感染者の半数以上を15歳以上の青少年や成人が占めている。高齢者や妊婦などは重症化リスクが高く、デング熱には特効薬がないため生涯で複数回感染する可能性がある。
こうした中、ワクチン接種センターを展開するベトナムワクチン(VNVC)の施設では、デング熱ワクチンの接種需要が前月比+40%以上増加した。
現在、ベトナムでは武田薬品工業のデング熱ワクチンが利用できる。同ワクチンは、4歳以上を対象に、3か月の間隔を空けて2回接種する。発症リスクを80%以上、入院リスクを90%以上低減し、感染歴の有無にかかわらず有効性を維持する。
VNVCは2024年に国内初となるデング熱ワクチン接種サービスを開始し、武田薬品工業のデング熱ワクチン「キューデンガ(QDENGA)」を使用している。同ワクチンは2018年に世界で初めて使用が開始され、デング熱を引き起こす4種類のウイルス全ての予防に効果がある。




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