世界銀行(WB)は、ベトナムの貿易回廊強化と沿岸地域の生計向上を目的とした3つの新プロジェクトに対し、傘下の国際復興開発銀行(IBRD)を通じて総額約6億6674万USD(約1040億円)の融資を承認した。同資金は、農産物や加工製造品の市場アクセスの改善に加え、沿岸水産業の気候変動への適応力強化に充てられる。
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プロジェクトのうち、北部紅河デルタ地方ハイフォン市では2億6010万USD(約400億円)を投じ、環状3号線の一部区間の建設や排水・下水処理能力の拡張を進め、31万1000人以上の住民に恩恵をもたらす。また、南部メコンデルタ地方では2億5112万USD(約390億円)を投入し、主要な国道251kmを国際安全基準に基づいて改修することで、85万6800人の安定した交通アクセスを確保するとともに、大雨時でも農産物の流通を可能にする。
さらに、北部・中部・メコンデルタ地方にまたがる持続的な水産業発展プロジェクトには1億5552万USD(約240億円)を充当し、9か所の漁港を近代化するとともに気候変動に対応した養殖・漁業基盤を整備する。これにより52万5000人以上の漁民や沿岸住民の収入向上と水産物の品質改善を図る計画だ。また、直接的な受益者のうち女性が少なくとも半数を占める見込みだ。世界銀行は、インフラと都市サービスの向上によってビジネスコストが削減され、同国の競争力強化と持続可能な経済成長につながるとしている。







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