外資企業で起こる外国人の工員への暴力(2)

2004/07/10 10:20 JST配信

外資企業で起こる外国人の工員への暴力(1)より続く

***女工員も例外にあらず***

 これも同じLe Minh Xuan工業区で6月16日起こった出来事で、Hung Man社(100%外国資本)に勤めるVo Thi My Quiさんが仕事中に中国人のLy Thanh Nam技術指導員に殴られ怪我を負った。

 事件後Le Minn Xuan街(HCM市Binh Chanh県)公安と市内にある工業区、輸出加工区の各労働組合が動き、会社側に治療費全額の支払いを認めさせ、その後Ly Thanh Nam技術指導員が全工員の前で謝罪した。

 このケースでは被害者の工員はまだ報われた方だと言えるが、前述のThanhさんが勤めるShoufong社のケースでは未だに地区公安や労働組合なども動いておらず労働者の権利が保障されていない。

***10年前の教訓と警告***

 今から約10年前にHCM市Cu Chi県にあるSamyang社で韓国人技術指導員による暴力事件が起きた。当時その事件は世間に大きな波紋を広げ、ついには公安当局を動かし裁判にまで持ち込み、その韓国人技術指導員は刑に服すことになった。

 このことは法律を無視し、自分の行動基準に基づいた鉄拳による処罰を与えようとする者への厳格な警告であったともいえるが、いまだこのような外国人が“手を出し、足を出す”暴力事件が起こっている。

 弁護士によると既出の外国企業の技術指導員や社員による暴力は犯罪として立件するだけの十分な要素を備えており、刑事処罰を受ける責任があると警告している。<終>

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