日本のかまぼこに魅せられた女性、市場販売目指し奮闘中

2016/09/25 05:51 JST配信

 日本へ渡り研究が終盤に近付くと、ホンさんは渡部教授が関係する老舗かまぼこメーカーの鈴廣グループ(神奈川県小田原市)で2週間のインターンシップを願い出て許可された。ホンさんは同グループ代表取締役社長の言葉を今でも鮮明に覚えているという。「ベトナムでかまぼこの事業を起こしたいなら、まずはあなたがこの分野のスペシャリストになり、そこからベトナム国内の投資家を誘致するのが早道でしょう」。

(C) Tuoi Tre, Kim Anh, ホンさん(左)
(C) Tuoi Tre, Kim Anh, ホンさん(左)
(C)bssc.vn, 研究の様子
(C)bssc.vn, 研究の様子
(C)bssc.vn, 研究の様子
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 ベトナムに帰国したホンさんは、一日でも早く市場に商品を売り出すべく仕事から帰宅すると夜中の2時までかまぼこを作っては梱包し、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)を通じて販売した。しかし、この過酷な生活で1か月後にはホンさんは入院を強いられてしまった。

 そこでホンさんは戦略を変え、プロジェクトに賛同する人を従業員として雇い分業することにした。その過程で、U&I投資株式会社のマイ・フー・ティン代表取締役社長からプロジェクトへの協力を得られることになった。「Startup Wheel 2016」の決勝でもホンさんの展示ブースには多数の投資家が寄り、プロジェクトに興味を示していた。

 ホンさんは現在、かまぼこをより多くの人へ届けられるようスーパーマーケットで販売するために会社設立に向けて奮闘中だ。

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