女優から転身、バンブー航空唯一の女性パイロット【後編】

2019/04/28 05:00 JST配信

 その後、2019年に民間航空機のパイロットになる前にトゥイさんは3か月かけてベトナムとヨーロッパで免許を取得した。トゥイさんの定年までの目標は、安全なフライトを数万時間経験したパイロットになることだ。彼女にとって、それがかけがえのない財産になる。

(C) vnexpress
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(C) vnexpress, フランス人の夫と
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 パイロット養成校であるベトフライトトレーニング(Viet Flight Training)のグエン・ナム・リエン学長は、トゥイさんについてこう語る。

 「トゥイさんにはとても感心しています。志や理性がなければ周りに飲み込まれてしまうようなショービズ界の出身でありながら、ただでさえ困難なパイロットの道に進んだのです。しかもショービズ界の後は世界トップクラスの航空会社の客室乗務員になり、でもそれすらも彼女にとってはパイロットになるためのお金を稼ぐ期間だったというのですから」。

 トゥイさんは候補生になりたての頃、38年先輩の機長に対してこうも言っていた。「機内に足を踏み入れたとき、右に曲がれば客室、左に曲がれば操縦室です。私は操縦室のほうに行けるようになりたいんです」。そして今、トゥイさんはその言葉の通り、エアバスA320型機に乗ると左に曲がっていく。

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