夜のカフェ、見知らぬ仲間と人狼ゲームに興じる若者たち

2024/07/14 10:08 JST配信

 ホーチミン市7区にある、ボードゲームで遊べるカフェに22時ごろに1人で行ったゴック・ランさん(女性・21歳)は、40人もの大人数が議論していて緊張してしまい、なじめなかったと話す。一見楽しそうに見えたものの、実際に参加してみると参加者の間に派閥があり、古参が新参にいやがらせをするような様子を黙って見ているしかなかったのだという。

(C) VnExpress
(C) VnExpress
(C) VnExpress
(C) VnExpress

 「私は推理が苦手で論理的な分析もできないと見下され、軽く遊びにきただけだと思われてさらにプレッシャーを感じてしまいました」とランさん。ゲームを始めるにあたって十分な人数が集まるまで待たなければならなかっただけでなく、ゲームは翌朝まで続き、ランさんは結局疲れ果てて仕事を休んでしまったのだった。

 見知らぬ人とカフェで夜な夜なゲームに興じるというトレンドについて、ベトナム国家大学ハノイ校(ハノイ国家大学)の講師であるグエン・ビエット・チュン氏は、ボードゲームや人狼ゲームは健全な活動だと話す。リラックスできるだけでなく、思考や議論、反論といった力を高めることができ、さらには同じ趣味を持った人々とつながることができるという利点もあるためだ。

 ただし、30~40人が集まって夜から朝までプレイすることを続ければ、健康に悪影響を及ぼしかねないとも指摘する。「いうまでもなく、こういったゲームには論理的思考と高い集中力が必要です。プレイヤーは勝敗を意識するので、プレイ中は覚醒していて、長期にわたる不眠症を引き起こす恐れもあります」とチュン氏は語った。

前へ   1   2   3   次へ
© Viet-jo.com 2002-2026 All Rights Reserved 利用規約 免責事項

この記事の関連ニュース

 南中部沿岸地方ダナン市の「ロン(Rong=竜)橋」近く、ハン(Han)川西岸の「バクダン歩行者天国」ではこ...
 午前4時、ハノイ市ホアンキエム区トンダン通りにあるミルクティー店には、夜明けのミルクティーを飲も...

新着ニュース一覧

 建設省は、外国の組織および個人の住宅所有権に関する規定の見直しを進めている。住宅法改正案で、外国...
 再生可能エネルギー事業を手掛けるイーレックス株式会社(東京都中央区)は、ベトナムの石炭火力発電所で...
 日本全国で「イオンシネマ」を運営するイオンエンターテイメント株式会社(東京都港区)などが出資するイ...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 南中部地方クアンガイ省には、かつてソビエト連邦(ソ連)から寄贈されたヤシ林がある。企業からヤシ林を...
 不動産開発を中核とする民間複合企業ビングループ[VIC](Vingroup)傘下の
 韓国の教育企業であるハンエデュテック(Han Edutech)内のOK-TEST職業韓国語能力試験委員会はこのほど、...
 地場タクシー大手のビナサンタクシー[VNS](Vinasun)はこのほど、不動産開
 政府は9月3日付で、外資系投資家および外資系経済組織の物品売買・関連活動を規定する政令第342号/2026...
 地場のフィットネスチェーン大手であるシティジム(Citigym)は、全社的な事業再編に伴い、10月1日付けで...
 不動産開発を中核とする民間複合企業ビングループ[VIC](Vingroup)系の電
 日本政府観光局(JNTO)が発表した統計(推計値)によると、2026年8月の訪日ベトナム人数は前年同月比▲7.5...
 ラオスの国営航空会社であるラオス航空(Lao Airlines)は、10月以降、ビエンチャンとホーチミン市を結ぶ...
 観光不動産開発を中核とする地場系コングロマリット(複合企業)サングループ(Sun Group)は、北中部地方...
 南部メコンデルタ地方ビンロン省チャビン街区(phường Trà Vinh)にある宝くじ代理店「...
 世界銀行(WB)は、ベトナムの貿易回廊強化と沿岸地域の生計向上を目的とした3つの新プロジェクトに対し...
トップページに戻る