インド、世界遺産ミーソン聖域の修復に300万ドル支援

2011/11/09 11:13 JST配信

 文化スポーツ観光省は、南中部クアンナム省にあるミーソン聖域の修復・保存プロジェクト向けに、インド政府から300万ドル(約2億3400万円)の資金援助および考古学者による技術支援を受けると発表した。8日付ハノイモイ紙(電子版)が報じた。

 ミーソン聖域は古代チャンパ王国の遺跡で、1999年にユネスコの世界文化遺産に登録された。同遺跡群は、ベトナム戦争時代の爆撃により、甚大な被害を受けている。

 このプロジェクトは、ベトナムとインドの国交40周年を記念して実施される各種案件の一つ。既に必要な手続きを完了しており、今後5年以内に実施する。なお、これに先立ち、ミーソン遺跡の調査のためベトナムを訪れたインド考古調査局(ASI)の調査団によると、遺跡は劣化が進んでおり、早急に修復作業を開始する必要があるとしている。

[Minh Ngọc  Hanoimoi 08/11/2011 07:06U]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
© Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved 免責事項

この記事の関連ニュース

 南中部沿岸地方クアンナム省にある世界遺産ミーソン聖域の宝物庫「E7」で、2011年10月末から4年近くに...
 ユネスコ(国際教育科学文化機関)はハノイ市で8日、「ベトナムの文化遺産保存と観光促進」と題したセ...
 グエン・タイン・タン駐インド・ベトナム大使は12日、「インドは1990年代から(東アジア諸国の経済政策...
 南中部クアンナム省のミーソン遺跡グループB地区付近で発見された重量およそ500キロの不発弾が11日、...
 クアンナム省観光局は、3月11日よりベトナム中部に栄えたチャンパ王国の遺跡で、世界遺産にも登録され...

新着ニュース一覧

 ベトナムで初となる軽量軌道交通(LRT)路線が19日、南部メコンデルタ地方アンザン省フーコック特区(島)...
 米国の調査機関World Population Review(WPR)が先般発表した
 ホーチミン市では現在、計1万8613台のタクシーが運行されており、このうち電気自動車(EV)が1万3124台で...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 ある日の午後、60代と思われる男性が、壊れたデュポン(Dupont)製のライターを手に、ホーチミン市チョロ...
 レ・タイン・ロン副首相はこのほど、「2025~2035年の外国語教育強化計画および2045年までのビジョン」...
 ベトナム国家大学ホーチミン市校(ホーチミン市国家大学=VNU-HCM)の副学長を務めていたグエン・ティ・...
 ベトナム郵便通信グループ(VNPT)は18日、2026年計画実施会議の枠組みの中で、人工知能(AI)専門会社「VN...
 東南部地方ドンナイ省のロンタイン国際空港は19日、初の民間旅客便を受け入れた。同空港が受け入れた初...
 地場系コングロマリットのビングループ[VIC](Vingroup)は12月19日、ハノ
 南北高速道路は19日、北端のフウギ国境ゲート~チーラン間高速道路(約60km)および南端のカントー~カマ...
 株式会社ストライプホールディングス(岡山県岡山市)のグループ会社であるストライプベトナム(STRIPE VI...
 阪急阪神不動産株式会社(大阪府大阪市)と株式会社シーアールイー(東京都港区)は、シンガポール政府系企...
 ピックルボールのプロ選手養成を目指す「D-JOYスポーツアカデミー」が13日にホーチミン市で開校した。...
 日本全国に700店舗以上のホットヨガスタジオ「LAVA」などを運営する株式会社LAVA International(東京都...
 ホーチミン市の路線バスで車掌として働くダン・カム・トゥーさん(女性・30歳)は、クリスマスの雰囲気を...
トップページに戻る