中部ビン空港・カムラン空港を改修へ、大型機への対応で

2013/05/03 12:03 JST配信

 ベトナム空港総公社(ACV)はこのほど、北中部ゲアン省のビン空港及び南中部カインホア省のカムラン空港の改修工事を実施することを明らかにした。サイゴンタイムズ紙(電子版)が報じた。

(C) Saigon Times
(C) Saigon Times

 ACVによると、ビン空港については旅客ターミナルを改修し、照明システムや給排水システムを改良する。改修後のターミナルの床面積は1万1706平方メートルとなり、エアバスA320-A321にも対応できるようになるという。また、2022年までにビン空港の旅客処理能力を年間200万人、ピーク時には1000人とすることを目標としている。

 カムラン空港については、大型機材に対応するための滑走路改修工事を実施する。政府が承認した計画によると、2020年までに同空港はATR72、エアバスA320、A321、ボーイングB767、B777、B747及びそれに相当する機材に対応できるようにする。また、2020年までに同空港の旅客処理能力を年間550万人、貨物取り扱い能力を年間10万tとし、2030年にはそれぞれ800万人、30万tに増やすことを目指している。

※最終更新:2013年5月3日14:10JST

[ Saigon Times, 18:07 (GMT+7) 22/04/2013 S]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
© Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved 免責事項

この記事の関連ニュース

 交通運輸省によると、ベトナム空港総公社(Airports Corporation of Vietnam=ACV)が投資主を務める南中...
 南中部沿岸地方カインホア省カムラン国際空港で15日、第2滑走路建設案件の着工式が開催された。この滑...
 北中部ゲアン省にあるビン空港が、間もなく国際空港に生まれ変わる。同省人民委員会によると、2014年4...
 ベトナム空港総公社(Airports Corporation of Vietnam=ACV)はこのほど、南中部沿岸地方カインホア省カ...
 ベトナム空港総公社は17日、北中部ゲアン省にあるビン空港の改修工事を請け負う施工業者の入札受付を開...
 現在、多くの外国企業がベトナムでの空港建設・拡張プロジェクトへの投資に関心を寄せており、中でも一...
 南中部カインホア省のカムラン国際空港は、利用者の評判がすこぶる悪い。特に空港内の軽食堂のハンバー...
 ベトナム航空局によると2月25日から8か月間、ホーチミン市タンソンニャット空港の2本の滑走路のうち1本...

新着ニュース一覧

 ベトナム国家民間防衛指導委員会は7日朝、6日夜に南中部に上陸した台風13号(アジア名:カルマエギ、日...
 ホーチミン市建設局傘下の11区建設投資プロジェクト管理委員会は4日、同市フート街区(旧11区)のフート...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 韓国の食品製造会社であるサムファF&C(Samhwa F&C)はこのほど、自社で展開するフローズンヨーグルトの...
 混み合う大学の中庭で、身長110cmのグエン・ティ・フオンさん(女性・23歳)は、まるで小学生が足早に歩...
 ベトナムIT最大手のFPT情報通信[FPT](FPT Corporation)は、ドイツのフラ
 ベトナム航空[HVN](Vietnam Airlines)は6日、独自ブランドの香り「ニャー
 計画投資省海外投資局(FIA)が発表した海外直接投資(FDI)に関するデータによると、2025年1~10月期のFDI...
 ハノイ市人民委員会主席のチャン・シー・タイン氏が5日、党中央執行委員会によって中央監査委員長に選...
 ハノイ市の国家展示センター(VEC)で開催された「秋季フェア」で、トゥアンギア製造組立(Tuan Nghia)が...
 ホーチミン市建設局によると、同市コンダオ特区(コンダオ諸島)で初の電気バス路線が12月初旬に運行を開...
 格安航空会社(LCC)最大手ベトジェットエア[VJC](Vietjet Air)は、11月11
 自然エネルギー発電所の発電事業(IPP)などを手掛ける自然電力株式会社(福岡県福岡市)がグループ会社を...
 財政省傘下統計局(NSO)が発表した統計データによると、2025年10月の輸出額(推定値)は前年同月比+17.5%...
 財政省傘下統計局(NSO)の発表によると、2025年10月の全国消費者物価指数(CPI)は前月比+0.20%上昇、前...
トップページに戻る