“食事以上の体験”を届ける──あぶりや、ホーチミンに海外初店舗 (PR)

　南中部カインホア省のカムラン国際空港は、利用者の評判がすこぶる悪い。特に空港内の軽食堂のハンバーガーは、外国人観光客や越僑(在外ベトナム人)らに世界一価格が高いと非難されている。1日付ベトナムネットが報じた。

（C）Vietnamnet

　このハンバーガーの価格は飲み物なしで1個18万ドン(約870円)。他にもインスタントラーメン卵付きが6万ドン(約290円)、棒付きアイスクリームが3万5000ドン(約170円)といった具合だ。観光ガイドのグエン・ズイ・フックさんは「空港での食事代なんてつまらない話だと思いがちだが、このつまらないことこそが多くの観光客の心に悪い印象となって長く残るものだ。最初の印象が悪いとそれを挽回するのは難しい」と話す。

　同空港のチェックインフロアには椅子がなく、座って休みたければ軽食堂に入らざるを得ない。また、駐車場の料金は30分単位で課金される。航空機の到着が遅れても、空港は謝るどころか超過料金を請求するのか、と評判は散々だ。

　カムラン空港は国際空港だが、国際線の定期便はわずかにすぎない。カインホア省を訪れる観光客の数は中部ダナン市に引けを取らないが、ダナン国際空港に発着する国際線・国内線の充実度に比べ相当見劣りがする。