ハノイ市ノイバイ国際空港の滑走路2本のうち1本の補修工事が8月より開始される。これにより、同空港は補修工事が終わるまでの5か月、滑走路1本体制での運営となる。工費は6030億ドン(約28億9000万円)で、完工後はボーイング747-400などの大型旅客機の乗り入れが可能となる。
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今回補修される1A滑走路は、1966年に建設されたもので、その後、1976年に補修されたが、現在は老朽化が進んでいた。因みに、コンクリート製滑走路の耐久年数は最高でも20年とされているが、この滑走路は最後の補修から38年が経過している。
滑走路の補修期間中、航空各社は運航ダイヤの変更を余儀なくされる見通し。なお、同空港は、ホーチミン市タンソンニャット国際空港とならび、ベトナムで最も重要な国際空港の一つ。2013年に同空港から入国した外国人観光客は約1300万人に上った。