ベトナム航空[HVN](Vietnam Airlines)は1日、ポルトガルのリスボンで開催された「ワールド・トラベル・アワード(World Travel Awards=WTA)」受賞式で、航空部門の「ワールド・リーディング・カルチュラル・エアライン(World’s Leading Cultural Airline)」と「ワールド・リーディング・エアライン―プレミアムエコノミークラス(World’s Leading Airline - Premium Economy Class)」の2部門を受賞した。
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「ワールド・トラベル・ アワード」は、旅行・観光・ホスピタリティー分野の優れたサービスを主要部門別に表彰するため1993年に創設されたもの。世界の観光業界の「オスカー」とも称され、サービスの品質を保証する賞として世界的に認められている。
今回ベトナム航空が受賞した各賞は、同社のプレミアムエコノミークラスと、同社の特長でもあるベトナム文化を取り入れたサービスを評価するもの。
一部国際線に導入中の最新鋭ボーイングB787-9型機ドリームライナーとエアバスA350型機の両方で利用できるプレミアムエコノミークラスは、広々とした足元のスペースとゆったりとしたリクライニングシートにより究極の快適性を実現する。
また、ベトナムの魅力的な伝統文化を取り入れたサービススタイルとして、機内で提供される「フォー」から、トレードマークである金色の蓮の花があしらわれた民族衣装アオザイの制服に至るまで、乗客は機内および空港のあらゆる所でベトナムの最も象徴的な製品やサービスを体験することができる。
さらに今年は、有名シェフであるルーク・グエン氏をグローバル・キュイジーヌ・アンバサダーに迎え、機内食の更なる向上に向けた取り組みもスタートした。今後はグエン氏が、豊かなベトナム文化や世界中の食文化をヒントに機内食の刷新に取り組んでいく。
なお、ベトナム航空は、英国航空サービスリサーチ会社のスカイトラックス(Skytrax)より、3年連続で4つ星エアラインに認定されている。