ベトナム×日本のすれ違いを乗り越える組織創り ～1万名のデータから見えた傾... (PR)

　北中部地方トゥアティエン・フエ省は2020年1月1日から、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界文化遺産にも登録されている市内の各遺跡の入場料を値上げする。

(C) VIETJO/Sa Huynh

　ただし、4か所の遺跡を観光できるセットチケットは、現行の65万VND(約2950円)から53万VND(約2400円)に値下げする。

　値上げ後の新料金の詳細は以下の通り。なお、高齢者、子供、障がい者、生徒・学生、フエ市民などについては、規定に従い特別料金を別途設ける。

◇王宮：20万VND(約900円)

※現行15万VND(約680円)

◇トゥドゥック(嗣徳)帝廟、カイディン(啓定)帝廟、ミンマン(明命)帝廟：15万VND(約680円)

※現行10万VND(約450円)

◇ザーロン(嘉隆)帝廟、ティエウチ(紹治)帝廟、ドンカイン(同慶)帝廟：5万VND(約230円)

※現行4万VND(約180円)

◇ホンチェン殿、アンディン宮、南郊壇：3万VND(約140円)

※現行2万VND(約90円)

　入場料の調整により、2020～2022年期にフエ市の遺跡入場料による収入を+5～10％増やすことを目標とする。また、これにより同市に対する中央予算の負担を軽減し、地方予算からの投資を強化するほか、サービスの規模を拡大し観光地としての魅力を高めていく方針だ。