メコンデルタ地方ロンアン省にあるロンハウ工業団地(LHC) の投資主であるロンハウ社(Long Hau)は9月29日、グリーンビルディング評議会と協力し、「ロンハウ工業団地のグリーンファクトリー」セミナーを開催した。
同セミナーはグリーンビルディング(緑の建築)に対する企業の知識向上を目的としたもので、70社以上の企業の代表らが出席した。セミナー後、出席者らはロンハウ工業団地の代表的なグリーンファクトリーであるドイツ縫製工場(DBW)を見学した。
ロンハウ工業団地の投資促進専門家のグエン・タイン・タム氏はセミナーの中で、「ロンハウ工業団地のインフラはグーリンビルティング基準を満たしている」と述べた。これにより、同工業団地の入居企業は長期的且つ持続可能な開発環境においてグリーンファクトリーへの投資が可能となる。
ロンハウ工業団地は、ホーチミン市内中心部から南へ約19kmの好立地にある。2006年の稼動開始から11年間で入居企業数は160社に達し、約50%を日本や韓国、米国、フランス、シンガポールなどの外資系企業が占めている。