越仏両政府の代表者は25日、「イエンヴィエン(ハノイ市)−ラオカイ間鉄道改良プロジェクト」の財源としてフランス政府が3100万ユーロ(約50億円)の借款を供与することを内容とする財政議定書に調印した。このプロジェクトの対象区間は283キロメートルで、橋の補強、新駅舎の建設、新機関車の導入などを実施する。プロジェクトの総投資額は1億6000万米ドル(約190億円)で、うちアジア開発銀行(ADB)が6000万米ドル(約70億円)、フランス開発局(AFD)が3200万ユーロ(約51億円)の借款を供与、残りは国内資金で賄う。