レ・ゾアン・ホップ情報通信相は15日、HTモバイル携帯電話網を運営するハノイテレコムに対し、通信網構築と通信サービス提供の許可証を交付した。これにより、CDMA(符号分割多元接続)方式からGSM方式への移行が正式に認められたことになる。
HTモバイルはCDMA方式による携帯電話サービスを提供していたが利用者の獲得が思うようにいかず、GSM方式への移行を発表していた。年内に1億5000万米ドル(約160億円)を投じて新たにGSM方式の通信網を構築する予定だ。HTモバイルの既存利用者20万人は、現在一時的にSフォンの通信網(CDMA方式)を使用しており、GSM網完成後にHTモバイルに復帰することになる。