サムスン電子ベトナムはこのほど、今月中にもベトナムで携帯電話生産工場の稼動を開始する予定であることを明らかにした。工場は北部バクニン省イエンフォン工業団地に建設されている。
同社からの正式発表はないが、外国紙の報道によると、同工場の総投資額は6億7000万米ドル(約670億円)、当初の投資額は約5000万米ドル(約50億円)とみられている。同工場の年産能力は約3000万台で、将来は1億台を目指している。製品の大半は輸出される。
サムスン電子は2007年に、韓国・中国・インド・ブラジルの工場で合計1億6000万台の携帯電話を生産した。