国営大手ベトコムバンク[VCB]のギエム・スアン・タイン頭取はこのほどハノイ市で開催された「ベトナム・日本経済サミット」(VJES 2013)で、今後も日本の政府開発援助(ODA)資金の取扱いに注力していく方針を明らかにした。10日付銀行紙(電子版)が報じた。
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同氏によると、日本政府がこれまで実施してきた対ベトナムODA案件153件のうち、VCBが資金の取扱いを担当したのは147件で、合計2兆円に上った。
なお、日本の戦略的パートナーであるみずほ銀行が株式15%を出資する同行は、既に日本の商業銀行80行と銀行代理契約を締結し、事業拡張戦略の一環として日本市場開拓を目指している。