財政省傘下の債務管理対外財政局は、世界銀行(WB)による政府開発援助(ODA)の融資において、ベトナムに対する優遇措置が7月に終了することを明らかにした。
これにより、ODA融資の現在の金利は概ね年1.0~1.5%となっているが、7月以降は金利が上昇し、返済期間も短縮されることになる。この背景として、ベトナムが2010年から中所得国になっていることが挙げられる。
なお、ベトナムに対する最大のODA供与国の1つである日本によるODA融資の金利も以前と比べて上昇する見通しだ。
ODA優遇終了で7月から金利上昇、返済期間も短縮へ
2017/06/08 02:17 JST配信
財政省傘下の債務管理対外財政局は、世界銀行(WB)による政府開発援助(ODA)の融資において、ベトナムに対する優遇措置が7月に終了することを明らかにした。 これにより、ODA融資の現在の金利は概ね年1.0~1.5%となっているが、7月以降は金利が上昇し、返済期間も短縮されることになる。この背景として、ベトナムが2010年から中所得国になっていることが挙げられる。 なお、ベトナムに対する最大のODA供与国の1つである日本によるODA融資の金利も以前と比べて上昇する見通しだ。
[Tuoitre, 31/05/2017 18:08 GMT+7, A]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
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