- マイ教授がHCM市国家大学学長に昇進
- 薬用植物による医薬品開発の第一人者
- 2021年にコワレフスカヤ賞を受賞
ベトナム国家大学ホーチミン市校(ホーチミン市国家大学=VNU-HCM)の副学長を務めていたグエン・ティ・タイン・マイ教授がこのほど学長に昇進した。同大学では初の女性学長となる。
![]() (C)Quan Doi Nhan Dan |
マイ女史は1974年生まれの51歳。南中部地方クアンガイ省の出身で、ホーチミン市総合大学(現・自然科学大学)で化学を専攻し、修士課程を修了。2005年には日本の富山大学で薬学の博士号を取得した。
2007年以降は、自然科学大学で学科長、学部長、副学長を歴任し、付属の英才高等学校の校長も兼務した。2014年に准教授、2020年には教授に昇格。2024年6月からはVNU-HCM副学長として、国際協力や産学連携を担当していた。
ベトナム産薬用植物を活用した医薬品開発の第一人者として知られ、消化器系がんや関節炎の補助治療向け製品の開発でも成果を上げている。
マイ女史はこれまでに、国際学術誌で80本以上の論文を発表。2017年のベトナム科学技術ゴールデングローブ賞、2019年のホーチミン市イノベーション賞、2021年のコワレフスカヤ賞を受賞。2025年10月には、世界科学アカデミー(TWAS)の会員に選出された。





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