- プレシリーズBラウンドで3億円超調達
- 資金調達の累計金額は約11億円に
- 商品数とプライベートブランドを拡充へ
ベトナムで事業者向け食材電子商取引(eコマース=EC)を展開するKAMEREO INTERNATIONAL(シンガポール)は、株式会社レアゾン・ホールディングス(東京都新宿区)、シンガポールのクエスト・ベンチャーズ(Quest Ventures)、株式会社フーディソン(東京都中央区)の山本徹氏から、プレシリーズBラウンドで3億円超の資金調達を実施した。
(C) KAMEREO |
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この調達により、資金調達の累計金額は約11億円となった。
同社は今回の資金調達により、営業チームの強化、プロダクトの機能拡充、商品数とプライベートブランドの拡充、倉庫ネットワークの拡大に取り組む。スーパーマーケットやコンビニエンスストア向けのカット野菜の開発と販売強化、またブランド認知を高めるための消耗品類のプライベートブランド化をさらに進めていく。
KAMEREOは、ベトナムの事業者向けに野菜を中心とした食材の卸売事業を運営するスタートアップ企業。自社で農地が集積するエリアに野菜の集荷場を持ち、100を超える契約・提携農家と協業し、川上から川下の顧客までのサプライチェーンを全てコールドチェーンにより自前で構築している。
また、社内エンジニアチームが、顧客が発注するモバイルアプリとウェブサイトの開発、発注後の倉庫及び配送管理システムを開発することで、コストの効率化とミスの軽減を実現している。