地場系ティンタイングループ(Tin Thanh Group)は9日、品質認証・企業開発センター(QCC)との間で、温室効果ガスの測定と実態調査に関する包括的事業提携契約を締結した。

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　これにより双方は、ティンタイングループが展開するプロジェクトにおける温室効果ガスの測定と実態調査で協力するほか、シンガポールの取引所でのカーボンクレジットの商品化で協力する。

　ティンタイングループはまた、クオリティカーボンクレジット取引所(Quality Carbon Credit Exchange＝TTS)との間で、二酸化炭素(CO2)5000万t分のカーボンクレジットの譲渡に関する契約を結んだ。

　これに合わせて、シンガポール市場でブロックチェーン上に構築される非代替性トークン(NFT)を活用したカーボンクレジットの取引を行うことを明らかにした。

　なお、ティンタイングループは2009年の設立で、ホーチミン市タンビン区に本社を置く。バイオマス発電や産業用蒸気の提供、廃棄物リサイクル、ハイテク農業などを手がけている。