- 半導体・AI・クラウド分野の教育強化
- 海外や産業界から高度人材を招聘へ
- 各地方自治体は投資誘致を積極化
ファム・ミン・チン首相は23日、関連機関宛に首相公電第83号/CD-TTgを送付し、◇半導体、◇人工知能(AI)、◇クラウドコンピューティング分野の高度人材育成の強化を指示した。
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公電によると、教育訓練省は、高等教育機関における半導体、AI、クラウドコンピューティング関連の学部・学科の設置、カリキュラムの刷新、講師・研究者・学生向け教育プログラム策定、教育訓練におけるAI等のテクノロジー活用、国内外の企業や高等教育機関、研究機関との協力などを促進する。
また、計画投資省は、2050年までを視野に入れた2030年までの半導体産業人材育成計画を早急に完成させて首相に提出。計画を通して、半導体、AI、クラウドコンピューティング分野におけるエコシステム、イノベーションセンター、イノベーションネットワークの形成・発展を促進することが求められる。
このほか、科学技術省は、海外および産業界から同3分野の科学技術人材を招聘し、高等教育機関で起用するための仕組みや政策を策定。情報通信省は、2050年までを視野に入れた2030年までの半導体産業発展戦略を完成させて首相に提出し、大規模データセンターの開発を優先する形で、戦略実施に向けた計画を主体的に策定することが求められる。
首相は計画の一環として、省・中央直轄市の人民委員会委会に対し、同3分野のエコシステムを発展させるべく、積極的に投資を誘致するよう指導した。