- サムスン電子、バクニン省に追加投資
- ディスプレー・電子部品の新工場建設
- サムスンはベトナム最大の海外直接投資家
北部紅河デルタ地方バクニン省人民委員会は15日、韓国系サムスン電子のベトナム現地法人であるサムスン電子ベトナム(SEV)傘下サムスンディスプレーベトナム(SDV)との間で、ディスプレー・電子部品生産の新工場建設に関する覚書(MOU)を締結した。
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新工場は同省イエンフォン工業団地に建設し、投資額は18億USD(約2540億円)の見込み。
SEVはベトナム最大の海外直接投資家となっている。◇SDV 、◇SEVバクニン(SEV Bac Ninh、北部紅河デルタ地方バクニン省)、◇SEVタイグエン(SEV Thai Nguyen=SEVT、東北部地方タイグエン省)、◇サムスン家電コンプレックス(Samsung CE Complex=SEHC、ホーチミン市)の子会社4社を介してベトナム事業を展開し、投資総額は224億USD(約3兆1600億円)に上っている。このうち、バクニン省での投資額が全体の5割弱となっている。
なお、ベトナム製のサムスンブランド携帯電話の生産台数は、サムスン電子の世界生産台数の50%以上を占めている。