- 7月1日以降、現金などと同等の決済手段に
- 決済アプリによる柔軟な決済が可能に
- 遠隔地などでのサービス拡大に期待
決済仲介サービスの提供に関するベトナム国家銀行(中央銀行)の通達第40号/2024/TT-NHNNによると、2025年7月1日以降、決済アプリは銀行口座やカード、現金と同等の決済手段として正式に認められる。
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同通達により、決済アプリによる柔軟な決済が可能となり、実店舗などの販売拠点に限らず利用できるほか、決済アプリ間の送金や、決済アプリと銀行口座間の送金も銀行口座と連携することなく実行可能となる。
これにより、特に遠隔地や農村部、山岳地帯でのサービス拡大が期待される。
2025年3月31日時点で、全国には決済アプリサービスの提供が認められている決済仲介サービス会社が47社ある。有効な決済アプリ口座数は4601万件で、このうちアクティブな口座数が3027万件と、全体の65.8%を占める。残高は2兆8000億VND(約153億円)となっている。