- 航空・観光エコシステム構築で提携
- 顧客体験向上などの分野でも連携強化
- 新航空会社、10~12月の運航開始を予定
観光不動産開発を手掛けるサングループ(Sun Group)とベトナム空港社[ACV](Airports Corporation Of Vietnam)は24日、サングループ傘下の新たな航空会社「サン・フーコック・エアウェイズ(Sun PhuQuoc Airways=SPA)」の運営と、航空・観光エコシステムの構築に向けた包括的・戦略的提携を締結した。
![]() (C) thoibaonganhang |
これに基づき、ACVはSPAが就航を予定している空港で、グランドサービスや旅客・手荷物・貨物サービスなどの各種サービスを一括して提供する。一方、サングループは、ACVのサービスを優先的に利用し、運航の質と一貫性を確保する。
また、両社はラウンジ施設の整備を含め、空港での5つ星サービスの基準の導入も推進する。これにより、上空から地上まで、質の高い旅の体験を提供することを目指す。
さらに、観光プロモーションやデスティネーション・マーケティング、顧客体験の向上などの分野でも連携を強化する方針だ。
SPAは、定期便とチャーター便を組み合わせたハイブリッド型モデルを採用し、2025年10~12月の運航開始を予定している。