- エアバスA321ceo型機2機を受領
- 10日に初の機材としてA321NX型機を受領
- 25年中に8機保有、11月に商業運航開始
観光不動産開発を手掛けるサングループ(Sun Group)傘下の航空会社「サン・フーコック・エアウェイズ(Sun PhuQuoc Airways=SPA)」は19日、ハノイ市のノイバイ国際空港でエアバスA321ceo型機2機を受領した。
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同社はこれに先立つ10日、初の機材としてエアバスA321NX型機を受領している。
2025年中に8機を保有する体制を整える見込みで、10月に航空券の販売を開始し、11月に商業運航を開始する予定となっている。
A321ceo型機の航続距離は最大5950kmで、国内線および東北アジア・東南アジアへの中距離国際線に対応可能だ。
今回受領した2機は、CFMインターナショナル(CFM International)製のCFM56-5Bエンジンを搭載している。持続可能な航空燃料(SAF)の使用にも対応しており、環境に配慮した運航を実現する。
今回の受領により、SPAは路線網の展開を加速し、南部メコンデルタ地方アンザン省(旧キエンザン省)のフーコック島を拠点に、国内外の主要観光地と経済の中心地を直結する路線網を構築する。これは、国内の他の航空会社とは異なる戦略で、フーコック島の航空・観光ハブ化を目指すものでもある。