- 「サン・フーコック・エアウェイズ」
- 定期便とチャーター便を組み合わせて運航
- 30年までに31機体制での運航を計画
チャン・ホン・ハー副首相は、観光不動産開発を手掛けるサングループ(Sungroup)傘下の新たな航空会社「サン・フーコック・エアウェイズ(Sun PhuQuoc Airways=SPA)」に対する一般航空運送事業許可書の発行について、建設省の提案を承認した。
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これにより、建設省は規定に基づいて許可書を発行し、同社の運航が安全かつ効率的に行われるよう監督する責任を負う。
これに先立つ5月、ファム・ミン・チン首相は、SPAの設立方針を承認した。SPAは、定期便とチャーター便を組み合わせた事業モデルで、国内外の観光・経済拠点、特に南部メコンデルタ地方キエンザン省フーコック市(島)との接続を目指す。
同社は2030年までに31機体制での運航を計画しており、総投資額は2兆5000億VND(約137億円)を見込んでいる。5年間で必要な航空機を確保し、少なくとも1兆VND(約55億円)の資本金を確保する方針だ。
なお、一般航空運送事業許可書の取得後、同社はベトナム航空局(CAAV)から航空運送事業許可(Air Operator Certificate=AOC)を取得する必要がある。規定では、運航開始予定日の少なくとも90日前までにAOCの申請書類を提出しなければならない。