- 韓国食品を東南アジアで輸出拡大へ
- 韓国食品を使った機内食を提供
- ラウンジや機内のモニターで韓国食品PR
ベトナム航空[HVN](Vietnam Airlines)はこのほど、韓国農水産食品流通公社(Korea Agro-Fisheries & Food Trade Corporation=aT)との間で、韓国食品の東南アジアにおける輸出拡大に向けた覚書(MOU)を締結した。
![]() (C) 韓国農水産食品流通公社 |
aTにとって、韓国食品の輸出を目的に、海外のフルサービス航空会社と提携するのは今回が初めてとなる。
これにより、ベトナム航空は、韓国食品を使った機内食を提供するほか、空港ラウンジおよび機内の各座席に備え付けられたモニターで韓国食品の広報映像を流す。
これに先立つ5月、ベトナム航空は、今年からベトナムへの輸出が開始された韓国産マクワウリをビジネスクラスの顧客に提供した。また6月には、ベトナム~韓国路線の機内食として、コメ飲料や豆乳、高麗人参茶を提供した。特にマクワウリは好評を博し、ベトナムへのマクワウリの輸出は5月末時点で52tと、最大輸出国の日本に続く量となった。
aTは今後、ベトナム航空の長距離国際線にも広報の範囲を拡大する意向だ。韓国食品の認知度を国際的に高めていきたいという。