- カンズオック村に全長2kmのホコ天誕生
- マルコ・ポーロの東方見聞録に着想
- ベトキングスが2つの国内ギネス認定
南部地方タイニン省カンズオック村(xa Can Giuoc)にある都市区「T&Tシティミレニア(T&T City Millennia)」内に歩行者天国がオープンした。歩行者天国は全長約2kmで、ライトアップされた川岸に位置している。
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9日夜には、投資主である地場系コングロマリット(複合企業)T&Tグループ(T&T Group)がオープニングセレモニーを開催し、1000台のドローンによる光のショーや有名DJなどが参加した音楽イベントが催され、約1万人が訪れた。
同都市区はタイニン省とホーチミン市の間を流れるドイ運河沿いに位置しており、面積は267ha。今回オープンした歩行者天国は、マルコ・ポーロの東方見聞録にインスピレーションを得ており、ヨーロッパからアジアへの航海と冒険をテーマとした8つのエリアから成る。
なお、ベトナム版ギネスブックのベトナム・ブック・オブ・レコード(ベトキングス=Vietkings)は同日、同プロジェクトに対し、「都市部で最も多くの体験スポットを備えた歩行者天国」および「ミストシステムと音と光のプロジェクション技術を備えた都市部で最長の水路」という2つのベトナム記録を認定した。