- 展示センターにEV充電ステーション開設
- 約1200基の充電ポートを設置
- EV用が194基、電動バイク用が1000基
地場系コングロマリット(複合企業)ビングループ[VIC](Vingroup)傘下の電気自動車(EV)メーカーであるビンファスト(VinFast)のEV充電インフラ整備を手掛けるV-GREENグローバル充電スタンド開発会社(V-GREEN)は28日、ハノイ市ドンアイン村のベトナム展示センター内に国内最大のEV充電ステーションを開設した。
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同充電ステーションは、建国記念日80周年(1945年9月2日~2025年9月2日)を祝う記念事業の一環として、8月28日(木)~9月5日(金)の日程で開催される記念展「独立・自由・幸福の80年の歩み」に訪れる数万人の来場者に対応するほか、今後の大型イベントでの充電需要にも対応する。
この充電ステーションは約1200基の充電ポートを備えており、このうちEV用が194基、電動バイク用が約1000基となっている。EV用の大半は急速充電対応で、60~300kWのコネクター122基を設置。さらに、20kWのコネクター72基も用意し、多様なニーズに対応する。
電動バイク向けには専用ポート約1000基に加え、EV用充電ポートに70基余りの電動バイク充電ソケットを整備して利便性を確保する。また、隣接するビンホームズ・グローバルゲート(Vinhomes Global Gate)都市区の居住者向けに、60kWの充電ポート24基を設置した。
同社は現在、全国で充電ポート約15万基を運用している。さらに、電動バイク用バッテリー交換ステーションの整備も計画しており、今後3年で15万か所の設置を目標に掲げている。