- 教会修復の最重要項目の1つがほぼ完了
- 古い十字架は23年に取り外し、ベルギーへ
- 内部の損傷が激しく新しい十字架に交換
ホーチミン市のドゥックバー(聖母マリア)教会で8日、同市大司教区のグエン・ナン大司教が、新しい2本の十字架の聖別の儀式を執り行った。これにより、教会修復事業の最も重要な項目の1つがほぼ完了したことになる。
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同市大司教区の総代理で、ドゥックバー教会の主任司祭 兼 教会修復事業責任者のイグナチオ・ホー・バン・スアン神父によると、同教会の2つの鐘塔の上に設置されていた2本の十字架は2023年に取り外され、修復のためベルギーに送られた。調査の結果、内部の損傷が激しいことが判明し、教会修復委員会は新しい十字架に交換することを決めた。
新しい十字架は、ドゥックバー教会の修復を担当するベルギーのモニュメントグループ(Monument Group)によって、鋼鉄で製作された。幅1.85m、高さ3.73m、重さ約400kgで、耐腐食性を高めるため、金メッキが施されている。
2本の十字架は、教会の2つの鐘塔の修復が2026年3月ごろに完了次第、設置される予定だ。
教会修復事業は2017年に始まった。当初は2021年に完了する予定だったが、新型コロナ禍や遺産保護に関する技術的問題で遅れが生じており、2027年まで長引く可能性がある。




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