- 「GC&フェニカー・ヘルスケアセンター」
- 受付から結果提供までの全過程デジタル化
- 約2時間でがん14種や生活習慣病など分析
韓国の製薬会社である緑十字ホールディングス(GC Holdings=GC)はこのほど、ハノイ市で健康診断施設「GC&フェニカー・ヘルスケアセンター(GC&Phenikaa Healthcare Center)」を開業した。
![]() (C) 緑十字ホールディングス |
同施設は、地場コングロマリット(複合企業)フェニカーグループ(Phenikaa Group)との共同投資で設立された。
病院情報システム(HIS)、臨床検査情報システム(LIS)、医療用画像管理システム(PACS)、電子カルテ(EMR)システムなど、GCが開発した医療システムを活用し、受け付けから検査、画像診断、結果提供までの全過程をデジタル化している点が特徴だ。
また、RFID機能付きの腕輪を使い、紙の書類なしで検診を受けることができる。約2時間で14種のがん、約30種の生活習慣病を分析できるという。
このほか、GCとフェニカーグループのフェニカーX(Phenikaa-X)は、HISの現地化作業を共同で推進している。今後、技術協力を拡大して同センターの運営を高度化していく。
またGCは、ベトナムの主要都市に健康診断拠点を拡大する計画だ。ここで集まった測定データを基に、個人別のヘルスケアサービスや疾病予測サービスなどを提供していくという。




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