ホーチミン市ヒエップフオック村で26日、国家重点プロジェクトに指定されているヒエップフオックLNG(液化天然ガス)火力発電所第1期の着工式が開催された。また同日には、ベトナム電力グループ(EVN)と事業主のヒエップフオック電力(Hiep Phuoc Power)の間で電力買取契約(PPA)の締結式も行われた。
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BOO方式で展開、投資総額は約18兆9000億VND
同プロジェクトはBOO(建設・所有・運営)方式で展開され、投資総額は約18兆9110億VND(約1150億円)、出力は1200MWとなる。発送電や石油・ガス関連サービスを手掛けるドイツのシーメンス・エナジー(Siemens Energy)が提供するガスタービン、発電機、排熱回収ボイラーなどの最新設備を採用し、発電効率の最適化と運用コストの削減、環境基準への適合を目指す。
商業運転の開始後は、国家電力網に年間平均70億kWh超の電力を供給する見込みだ。これにより、電力需要が急速に増加している南部地方への安定的かつ安全な電力供給を確保し、ホーチミン市の社会経済開発や投資誘致に貢献すると期待されている。
LNG発電向けの優遇メカニズムを適用
同プロジェクトは、輸入LNGを使用する発電所プロジェクトに対する優遇メカニズムを規定した政令第56号/2025/ND-CP(一部改正・補足)が適用される初のPPAとなる。なお、国内のLNGガス発電分野においてPPAが締結されるのは、第3・第4ニョンチャック火力発電所に次いで2件目となる。
2021~2030年国家電力開発計画および2050年までのビジョン(第8期電力計画=PDP8)によると、ベトナムは2025~2030年に大規模なLNGプロジェクト15件(総出力2万2000~3万MW)を完成させる計画だ。このうち6件については、承認された計画通りの進捗を確保することが求められているが、これまでに完成しているのは第3・第4ニョンチャック火力発電所のみとなっている。



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