ホーチミン:アンドン街区でアプリによる歩道利用の管理、市内初

2026/05/15 04:01 JST配信

 ホーチミン市アンドン街区(旧5区)は15日、道路や歩道の一部を一時使用する際の管理や登録、料金徴収を行うアプリを導入する。これにより、同市で初めてアプリを通じた非接触型の路上駐車料金自動徴収が実現する。

(C) dantri
(C) dantri

 同アプリは、ウェブベースのオンラインアプリとして提供される。2025年1月1日に発効した政令第165号/2024/ND-CPに基づき、政治や文化活動、災害復旧、建設工事、葬儀や結婚式など、6つの目的での道路・歩道の一時使用登録が可能となる。受付から面積の計算、料金の算出、文書の起草に至るまでの手続きの90%を自動化し、職員は最終的な確認と承認作業のみを行う。これにより、人員不足の解消や手作業によるミスの削減、不正の防止などが期待されている。

 注目される機能として、人員を配置しない路上での自動車駐車料金の自動徴収機能が組み込まれている。利用者はチップ付き身分証明カードまたは運転免許証をスキャンして入出庫を記録し、電子身分証明アプリ「VNeID」やQRコードを通じてオンラインでキャッシュレス決済を行う仕組みとなっている。

 アンドン街区は、旧5区の5街区、7街区、9街区を統合して2025年7月1日に新設された行政単位だ。管轄エリア内には、ボーバンキエット(Vo Van Kiet)通りやチャンフンダオ(Tran Hung Dao)通り、グエンチャイ(Nguyen Trai)通りなどの主要な幹線道路が多数存在している。

 同街区では、今回のようなデジタル化の推進により、受け身の行政管理から主体的で近代的な都市管理への転換を図り、公共スペースの秩序ある利用を促す方針だ。

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