ベトテル郵便、軍用品のEC販売開始 長期保存可能な「ミリメシ」も

2026/04/23 13:44 JST配信

 国防省傘下の携帯通信大手ベトナム軍隊工業通信グループ(ベトテル=Viettel)の子会社で、郵便サービスでシェア3位の大手宅配会社ベトテル郵便[VTP](Viettel Post)は、自社で運営する電子商取引(eコマース=EC)プラットフォーム「チョザオニャイン(Cho Giao Nhanh)」で、軍隊基準を満たす商品の販売を開始した。

(C) kinhtechungkhoan
(C) kinhtechungkhoan

 ベトナム人民軍に属する企業の製品が、集約されたECプラットフォームで広く消費者に販売されるのは初めてとなる。

 初期段階では、第32株式会社、第5軍区の第15コーヒー、第28総公社、第9軍区の薬草施設、軍医学院、第15兵団などが参加し、食品、飲料、日用品、健康商品など多様な商品を提供する。

 まずは、軍用保存食(ミリメシ)が優先的にプラットフォームに掲載されている。利便性が高く、栄養価が高く、保存期間が長い軍用の保存食はコンパクトな設計であることから、日常での消費、家庭での備蓄、旅行やアウトドアなど、さまざまな用途に適している。

 同ECプラットフォームは、価格競争ではなく、軍隊基準をクリアし、品質と出所の確かな製品を掲載することで差別化する。消費者の間でも、安全や透明性を重視する傾向が強まり、明確な基準を満たして製造された製品が選ばれやすくなっていることから、ベトテル郵便は品質重視で出所が明白な商品を取り扱い、販売する製品は全て事前に情報と出所の確認を厳格に行う。

 「チョザオニャイン」はECと物流インフラを組み合わせたモデルとして開発され、生産者から消費者までの距離を縮めることを目指している。同プラットフォームは生活必需品に焦点を当て、配送スピードや流通経路全体での品質管理の確保を保証する。

 今回の軍用品カテゴリーの追加は、商品の選択肢を広げるだけでなく、市場における信頼できる消費の選択肢を生み出すことにもつながる。ベトテル郵便は今後も消費者の高まるニーズに応えるべく、商品の多様化を図り、同カテゴリーを発展させていく予定だ。

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