ハノイ最大規模のインフラ事業、T&Tグループなど撤退で投資額縮小

2026/05/08 15:36 JST配信

 地場系コングロマリット(複合企業)T&Tグループ(T&T Group)と不動産大手で低級から高級まで様々な市場区分に対応するバンフー不動産開発[VPI](VP Invest)は、ハノイ市で過去最大規模のインフラ事業となる「ホン川(紅河)景観大通り」の建設プロジェクトの企業連合体から撤退した。

(C) tuoitre
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投資額縮小とスケジュール

 新たな提案によると、官民パートナーシップ(PPP)方式およびBT(建設・譲渡)契約で進められる同事業の投資総額は約714兆2560億VND(約4兆2000億円)となり、当初より▲約140兆7000億VND(約8300億円)減少した。

 17のサブプロジェクトのうち、多目的都市区の整備が最大の約257兆7650億VND(約1兆5300億円)を占める。2030年までに右岸景観軸を、2035年までに多目的都市区や左岸景観軸を整備する。

見返り用地の提案

 BT契約の見返りとして、総計約5073haの用地12区画が求められている。ホン川分区計画の範囲内の用地評価額は約420兆9500億VND(約2兆5000億円)と投資総額を下回るため、範囲外の用地も対象に含めた。

相次ぐ撤退で3社体制に

 同プロジェクトに携わる企業連合体としては、これまでに交通インフラ開発のデオカー(カー峠)グループ(DeoCa Group)や不動産デベロッパー大手MIKグループ(MIK Group)が既に撤退を決めている。

 同事業は着工から5か月で撤退企業が相次ぎ、企業連合体は地場系コングロマリット(複合企業)チュオンハイグループ(Truong Hai Group=THACO)、子会社のダイクアンミン不動産投資(Dai Quang Minh)、鉄鋼大手で多角化路線を歩むホアファットグループ[HPG](Hoa Phat Group)の3社体制に縮小した。

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