ハノイ市人民委員会は29日、100年の長期ビジョンを掲げるハノイ首都全体計画の公表と、2026年投資促進会議を開催した。会議では、同市の新たな発展に向けた方針が示されたほか、国内外の企業が人工知能(AI)エコシステムの構築に向けたコミットメントを表明した。
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ハノイ市では同日から2か月間にわたり、ハノイ博物館で100年ビジョン計画の全容を示す3Dマッピング技術を用いた模型が展示されている。
持続可能な発展と投資誘致
会議で同市人民委員会のブー・ダイ・タン主席は、同市は生活の質や環境を犠牲にした単なる経済成長ではなく、付加価値や技術水準の高い持続可能な発展を優先すると強調した。
また、投資家に対し、グリーン成長や循環型経済に寄与するプロジェクトへの参加を呼びかけた。
AI首都に向けた企業の支援
イベントには国内外の企業が多数参加した。このうち、ベトナムのIT最大手FPT情報通信[FPT](FPT Corporation)のチュオン・ザー・ビン会長は、同市におけるAIやサイバーセキュリティなどの研究拠点構築に向けた支援策を発表した。
また、米国の半導体メーカーであるエヌビディア(NVIDIA)の責任者も登壇し、ハノイ市は世界トップクラスのAI首都に成長するポテンシャルがあると指摘した。同社はベトナムの研究開発(R&D)センターを拡張し、技術開発と人材育成を支援する意向を示した。
ハノイ市人民委員会はこれに先立ち、首都都市計画を承認する決定を下した。同計画では、2065年までに生活の質で世界トップクラスのグローバル都市となることを目標に掲げている。「多層、多極、多中心」の都市モデルに沿って開発を進め、ホン川(紅河)を景観軸として公共交通指向型都市開発(Transit-Oriented Development=TOD)を推進する。経済面では、2065年の1人当たり域内総生産(GRDP)を9万5000USD(約1540万円)以上に引き上げる長期目標が設定されている。



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