米コーヒーチェーン大手のスターバックス(Starbucks)はこのほど、ベトナム進出から13年余りを経て、ベトナム市場向けに独自開発した同社初のミルクティーシリーズの販売を開始した。
![]() (C) Starbucks Vietnam |
新商品は、ブラックティー、ウーロン茶、ほうじ茶の3種類をベースとし、顧客の好みに合わせて甘さを調整したり、タピオカを追加したりできる。
同シリーズは特にオフィスワーカーをターゲットにしており、午後のティータイム需要の取り込みを狙う。スターバックスはこれまで、プレミアムコーヒーを中心にメニューを展開してきたが、今回のミルクティー発売は、同社の商品構成における大きな変化を示している。
同社は近年、メニューの現地化戦略を進めており、現地の気候や消費者の嗜好に合わせて、ベトナム風アイスミルクコーヒーや塩コーヒー、ココナッツコーヒー、トロピカルフルーツティーなどを導入してきた。
また、商品の拡充と並行して店舗網の拡大も加速しており、店舗数は2024年5月の108店舗から2026年初めには150店舗に増加した。2025年には南部メコンデルタ地方への初進出を果たしたほか、北部紅河デルタ地方ニンビン省のチャンアンや西北部地方ラオカイ省のファンシーパンといった観光地への展開も強化している。
さらに、ハノイ市とホーチミン市では高級路線の「スターバックス・リザーブ(Starbucks Reserve)」の店舗を再オープンし、富裕層の需要にも引き続き対応していく方針だ。




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