南部メコンデルタ地方カントー市のナムカントー大学(DNC)は18日、同地方初となるロボット・人工知能(AI)に特化した研究機関「DNCロボット・AI研究所(DNC-IRAI)」の開設を発表した。2029年までにAI統合型ロボットの国産化率60%超を目指す。
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DNC-IRAIは、医療支援ロボットやスマート農業、自動化、デジタルツインなど、同地方の実用的なニーズに対応する技術開発を行う。
同研究所の所長に就任したグエン・チー・ゴン教授は、ロボットとAIを統合したソリューションの実用化を目指すとともに、ロボットやAIのオープンソース基盤を活用し、ベトナムの社会や生産活動に役立ち、さらには輸出も可能な応用技術を開発したいと意気込みを語った。
また、同大学はこれに合わせて、研究成果の市場展開を加速させるため、資本金100億VND(約6100万円)の株式会社「ナムカントー大学デジタル技術・イノベーション(Nam Can Tho University Digital Technology and Innovation)」の設立を発表した。同社は、教育や医療、製造などの分野で技術を提供し、研究から商業化へのバリューチェーンを構築する。
式典には、カントー市人民委員会のチュオン・カイン・トゥエン主席らが出席し、ロボットのデモンストレーションが行われた。さらに、新会社とタイドー大学(TDU)および地場建設会社であるベトウック建設(Viet Uc Construction)との間で技術移転契約も締結され、地域のデジタル変革に向けた産学連携が始動した。



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