建設資材大手ビグラセラ、フンイエン省で工業団地着工

2026/10/20 11:24 ICT配信

 建設資材メーカーで工業団地開発大手のビグラセラ[VGC](Viglacera)傘下のビグラセラ・フンイエン(Viglacera Hung Yen)はこのほど、北部紅河デルタ地方フンイエン省のイエンミー村(xã Yên Mỹ)およびスアンチュック村(xã Xuân Trúc)で、「第1工業団地(商業名:グリーン・ワン=Green One)」の第1期インフラ整備工事に着手した。

(C) VGC
(C) VGC

 総敷地面積は258.82haに達し、2段階に分けて開発を進める計画だ。このうち第1期は開発面積が216.17ha、投資総額が2兆3256億8000万VND(約142億円)となる。第2期の開発面積は42.65haとなる。

 同プロジェクトは、省内初のハイテク工業団地を目指す。工業用地の30%以上をハイテク、情報技術(IT)、研究開発(R&D)、イノベーションなどの分野の事業誘致に充てる方針だ。また、半導体、電気・電子、精密機械、自動化設備、ハイテク裾野産業を優先して誘致する。

 環境対策として、第1期面積の14.09%に相当する30.47haの緑地・水面を確保するほか、日量4000m3規模の集中排水処理システムや容量4000m3の緊急時用貯留池を整備する計画だ。これらの環境関連設備は整備段階にあり、実際の運用実績はまだない。

 さらに、労働者向け社会住宅(8.5ha)や専門家向け滞在施設(1.8ha)の整備も計画しており、工業団地の全区画に企業が入居すれば、約1万5000人の雇用創出を見込んでいる。

 立地面では、ハノイ~ハイフォン間高速道路のイエンミー(Yên Mỹ)出入口近くに位置し、省道382号線や省道382B号線に接続する。ハノイ市中心部から約30km、ノイバイ国際空港から約50km、ハイフォン国際港から約90kmの距離にあり、物流面での利便性が高く、技術人材の確保にも有利になると期待されている。

 なお、事業期間は50年間で、2025年9月に投資方針の承認を受けた。


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