ハリウッドや香港で活躍する中国系マレーシア人の女優ミシェール・ヨーと夫で国際自動車連盟(FIA)会長のジャン・トッド氏が16日、ハノイ市を訪れ、ベトナムの生徒や学生にヘルメット1万個を寄贈した。
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このイベントは、FIAが世界で展開する交通安全キャンペーンの一環。また、1年後の2020年4月にハノイ市で開催される自動車レースの世界選手権「フォーミュラ1(Formula One=F1)」に向けた足掛かりともなる。
ジャン・トッド氏は、ヘルメット1万個を寄贈することがヘルメットの重要性に対する人々の認識の向上につながるとした上で、「バイクや自転車を運転するときにヘルメットを着用し、このシンプルなアイテムが皆さんの命を救うのだということを意識してほしい」と述べた。
またミシェール・ヨーは、「若い世代にとって交通事故は自分自身の命の一番の脅威」とし、若い世代に対して自分自身と周りの人々の安全を確保することに関心を持ち、かけがえのない命を守り、より安全な世界を共に作っていってほしいとコメントした。
ミシェール・ヨーは、2018年の「クレイジー・リッチ!」、2017年の「スタートレック:ディスカバリー」、2016年の「メカニック:ワールドミッション」、2011年の「カンフー・パンダ2」などに出演。2013年にはマレーシア国王から最高勲章「タンスリ」を授与された。