映画「つぶらな瞳」、アカデミー賞「国際長編映画賞」ベトナム代表に

2020/12/12 05:06 JST配信

 2019年12月に公開されたベトナム映画「Mat Biec(原作邦題:つぶらな瞳)」が、第93回アカデミー賞「国際長編映画賞」ノミネート候補作品のベトナム代表に選ばれた。同部門の日本代表は河瀬直美監督作の「朝が来る」。

(C) hanoimoi
(C) hanoimoi

 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響により、授賞式は当初の2021年2月28日から2か月延期され、2021年4月25日に行われる。ノミネート発表は2021年3月15日で、各国の代表作品の中から5作品が選ばれる(いずれも米国現地時間)。

 「つぶらな瞳」は有名作家グエン・ニャット・アイン(Nguyen Nhat Anh)の同名小説が原作で、日本では「つぶらな瞳」の邦題で出版されている。ビクター・ブー(Victor Vu)が監督を、ビクター・ブーと、グエン・ケイ(Kay Nguyen)率いる脚本家集団エータイプマシン(A Type Machine)が脚本を手掛ける。公開から約1か月で興行収入1720億VND(約7億8000万円)を突破し、ベトナム映画の歴代興行収入ランキングで3位となっている。

 2015年には同じくグエン・ニャット・アインの小説をビクター・ブー監督が映画化した「草原に黄色い花を見つける(原題:Toi Thay Hoa Vang Tren Co Xanh)」が公開され、同年のベトナム映画の興行収入トップに立った。

 なお、第92回アカデミー賞のベトナム代表作品はゴ・タイン・バン(Ngo Thanh Van)主演・プロデュースの「ハイ・フォン(原題:Hai Phuong、英題:Furie)」(2019年2月公開)。第91回では同じくゴ・タイン・バンが主演・プロデュースする「サイゴン・クチュール(仕立て屋 サイゴンを生きる、原題:Co Ba Sai Gon、英題:The Tailor)」(2017年11月公開)が「外国語映画賞(第92回から国際長編映画賞に名称変更)」のノミネート候補に選ばれたが、いずれも本選へのノミネートを逃した。

 過去に本選にノミネートされたベトナム映画は、トラン・アン・ユン(Tran Anh Hung=チャン・アイン・フン)監督作の「青いパパイヤの香り(原題:Mui Du Du Xanh、英題:The Scent of Green Papaya)」(1993年公開)の1本のみに留まっている。

© Viet-jo.com 2002-2026 All Rights Reserved 利用規約 免責事項

この記事の関連ニュース

 アカデミー賞を主催する米映画芸術科学アカデミー(AMPAS)は米国現地時間16日、第98回アカデミー賞「国...
 2025年8月公開のベトナム映画「Mua Do(英題:Red Rain)」が、第98回アカデミー賞「国際長編映画賞」ノ...
 2024年2月公開のベトナム映画「Peach Blossom, Pho and Piano(原題:Dao, Pho va Piano)」が、第97回ア...
 2022年12月公開のベトナム映画「輝かしき灰(原題:Tro Tan Ruc Ro、英題:Glorious Ashes)」が、第96回...
 アカデミー賞を主催する米映画芸術科学アカデミー(AMPAS)は米国現地時間24日、第95回アカデミー賞の各...
 アカデミー賞を主催する米映画芸術科学アカデミー(AMPAS)は米国現地時間21日、第95回アカデミー賞の各...
 2022年5月公開のベトナム映画「578: Phat Dan Cua Ke Dien」が、第95回アカデミー賞「国際長編映画賞」...
 アカデミー賞を主催する米映画芸術科学アカデミー(AMPAS)は米国現地時間21日、第94回アカデミー賞「国...

新着ニュース一覧

 「豚骨麺屋一番軒」や「肉汁餃子のダンダダン」などの飲食店運営や食品販売などを手掛ける株式会社ベス...
 企業のサステナビリティ経営を支援する株式会社ゼロボード(東京都港区)は、グリーン成長や持続可能な開...
 7日のベトナム株式市場は、ホーチミン証券取引所(HSX)のVNインデックスが大型株の牽引により上昇し、史...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 ホーチミン市の中心部には、築140年以上の給水塔が今も存在している。この建築物は、19世紀末にフラン...
 トー・ラム書記長 兼 国家主席は5日から7日にかけてインドを国賓訪問し、ナレンドラ・モディ首相および...
 配車アプリを展開する地場Beグループ(Be Group)は、5月8日より各種サービスの料金を+2~11%引き上げる...
 インドネシアのフィンテック企業クレディボ(Kredivo)は6日、ベトナムのデジタル銀行ティモ(Timo)の買収...
 ベトナム国家銀行(中央銀行)によると、2025年末時点で15歳以上の国民の銀行口座保有率が約89%に達した...
 レ・ミン・フン首相はこのほど、戦略的技術および戦略的技術製品のリストを定めた決定第21号/2026/QD-T...
 インドにおける2026年1~3月期の電気自動車(EV)販売台数ランキングで、ベトナムのEVブランドがトップ4...
 国内最大手の格安航空会社(LCC)ベトジェットエア[VJC](Vietjet Air)の子
 観光不動産開発を中核とする地場系コングロマリット(複合企業)サングループ(Sun Group)によると、南部...
 観光不動産開発を中核とする地場系コングロマリット(複合企業)サングループ(Sun Group)傘下のサン・フ...
 ハノイ市ドンアイン村の国家展示センター(VEC)で、5月13日(水)から15日(金)まで、「ベトナム国際広告設...
 科学技術省によると、全国における第3世代移動通信システム(3G)、第4世代移動通信システム(4G)、第5世...
トップページに戻る